技術士合格の仕組み講座 トップページロゴ

トップ > メールマガジンアーカイブズ > 総合技術監理部門攻略のポイント〜知識の習得〜

※本講座はリンク・引用・転載もフリーです(有料教材は除く)。ただし出典は明記してくださいね。。

『技術士合格の仕組み講座』メールマガジン登録フォーム

まぐまぐ!
メルマガ購読・解除
技術士 合格の仕組み講座
読者購読規約
powered by まぐまぐ!
 

技術士二次試験 教材一覧はこちらをクリック

総合技術監理部門 教材一覧はこちらをクリック

2010/04/24 総合技術監理部門攻略のポイント〜知識の習得〜

こんにちは。
年度も明けまして、もう、ゴールデンウィークの予定を
考えなければならない時期になってしまいました。

前回の配信では、技術士の総合技術監理部門について、
その資格の位置づけについてお話いたしました。

今回は、その位置づけを受けて、
「総合技術監理部門攻略のポイント〜知識の習得〜」
と題して、具体的な攻略のポイントについてお話いたします。

端的にいってしまうと、
この総合技術監理部門では、総監としての知識と、
そして総監としての視点、
これが備わっているかどうかが問われることになります。

高校や大学受験のように、
単に総合技術監理部門としての“知識”を暗記で蓄積していれば、
あとはマークシートの問題をスラスラ解いていけばいい、
というものではありません。

“知識”は、総合技術監理部門をカンバンとして掲げる技術士として
当然の条件にはなりますが、それだけでは、ダメなのです。
これは、その他の技術部門でも同様ですが、
その知識を駆使して、総合技術監理上の課題を解決できるという、
あなたのスキルを示し、さらにそれを認めてもらう必要があるのです。

すなわち、
“知識”を基にして課題を解決する、という、
総合技術監理の観点からのあなたの“実力”を、
技術的体験論文や口頭試験という形の中で
実績として示す必要があるのです。
つまり、総合技術監理技術についてのあなたの
“実力の証明”
これが必要になるのです。

このように、総合技術監理部門も、その他の技術部門と同様、
合格のための攻略ポイントとしては、大きく二つあると考えてください。

一つは、“知識の習得”。
もう一つは、“実力の証明”。

そして、この二つの攻略ポイントについて、
あなたは実際に対策を打っていかなくてはなりません。
今回は、このうち前者、“知識の習得”の部分についての
アプローチのコツを整理いたします。

まず、前回の配信でも触れたとおり、
総合技術監理部門を受験する方というのは、
立場的に非常に忙しい年代にある、
ということを前提条件としてあげなければなりません。

一方で、総合技術監理部門の“知識”というのは、
「5つの管理」に代表されるように、
建設部門や電気電子などといった
これまでのあなたの専門の技術分野とは
全く次元の違うところでの知識になります。
裏返して言うと、多くの場合、ゼロベースからの“知識の習得”、
ということになってしまうのでしょう。

実際に、わたしがそうでした。なんとなく、
いろいろな業務を経験する中で、コストや人との関係など、
全体的なマネジメントという視点は、必要なのだろう・・・、
と感じてはいましたが、それが、
この総合技術監理部門のバイブルでもある“青本”を開くまでは、
このように体系化された一つの“技術”にまとまっているとは、
知りませんでした。

ありがたいことに、“青本”には、
総合技術監理を行っていくために最低限必要な知識は、
すでに網羅されているのです。

したがって、
この“青本”に記載されている事項をマスターするだけでも、
十分合格レベルには達することができます。

もっとも、勉強にキリはありませんから、
さらに上澄みをしていくことも、意味がないことはないのでしょう。
しかし、60点の場合と、100点の場合と、
合格不合格という観点からすると、まったく意味は一緒です。
同じように、0点の場合と、59点の場合も、
合格不合格という観点からすると、まったく意味は一緒です。
しかし、59点の場合と、60点の場合は、ほんの僅かの差であっても、
合格不合格という観点からすると、まったく別の扱いになってしまうのです。

話がわき道にそれてしまいましたが、いいたいことは、
いたずらに知識の完璧さに走らないで、
実際上必要と考えられるレベルを一旦は目標にしよう、
ということです。

ある閾値を越えるレベルであれば、実際問題、
それで十分なのです。そのような意味で、
ことこの総合技術監理部門としての“知識”については、
“青本”。
これをマスターすることに注力することが、
必要十分といえなくもありません。
そのくらいありがたいものを、
日本技術士会はすでに用意してくれています。
これを活用しない手はありません。

この青本には、数百にも上るキーワードが示されていますが、
誤解を恐れずにあなたの理解のために敢えて申し上げると、
実際にこのような細かな知識の有無が問われるのは、
マークシートのみです。
それ以外の筆記試験や口頭試験では、このような数百にもわたるような
枝葉末節の知識は問われません。
仮に口頭試験などで問われるケースはあっても、
そしてそれが即答できなくても、致命傷にはなりません。
なぜなら、知識などというのは、試験日以降、確実に廃れていくのは、
誰しもが体験して知っているからなのです。

よろしいでしょうか。
総合技術監理部門の攻略ポイントには二つあって、
そのうちの総監的な“知識”の習得については、
愚直に青本をマスターする、
というアプローチが効果的なのです。

では、どのようにそのアプローチを実践していくか、ということですが、
先ほども申し上げたとおり、
この総合技術監理部門を目指される方、
つまりあなたのような方は、
すべからく忙しい、という大きな制約条件があります。

では、そのような忙しい中で、
どのように青本をマスターしていくか、ということになります。
これについて、今回是非申し上げたいのは、
まとまった学習時間がない中でいかに時間を捻出するか、
一言で言うと、
スキマ時間をいかに活用するか、
ということなのです。

当然、あなた以外の方も忙しいわけですから、
ある一定レベルの知識を、青本という教科書をもとに
習得していくというレースにおいては、
そのための時間をいかに確保するのか、
ということが勝負の決め手になることが考えられます。

なぜなら、このようなレースにありながら、
多くの人は忙しさにかまけて十分な対策を取らずに受験し,
失敗を重ねているようなケースをよく見ます。

結局,時間を十分にとることができないことを,
不合格の言い訳にしているということです。

普通の人は,そこでとまってしまいます。

逆にいうと,人との差をつけるには,
そこでなんらかの工夫を一つすることによって,
確実に差をつけることができるのです。

工夫をした分、確実に合格の可能性を引き上げていくことが、
できるのです。

これについては、
先ほどすこしヒントを出してしまいましたが、
その、時間を十分取れないなかでの工夫、
これはスキマ時間をいかに活用するか、
ということなのです。

しかし、スキマ時間といわれるくらいですから、
実用上、いろんな制約があります。
制約とは,一回の学習が細切れになってしまうこと,
きちんとした体勢で学習できないこと,
こんなことがスキマ時間のデメリットとなるでしょう。

普通の人は、そのデメリットを前にして、
それを活用しようという気にはなりません。

そこを、あなたは違った行動をとりましょう。
普通の人が活用できないスキマ時間を、あなたは活用しましょう。

そのように決心されたあなただけに、もう少しアドバイスさせていただくと、
そのようなデメリットの中でも確実に知識が蓄積されていく方法として、
“耳からのヒアリング”と“口から音読”
これをお薦めいたします。

たしかに、スキマ時間、例えば電車の通勤であったり、
そんな環境では、周囲はガサガサしていて、立ったままで、
一見、なかなか集中できないような環境だと思われるかもしれません。
しかし、実は、これは「ホワイトノイズ」といって,
集中力を高めるためには効果的なBGMとしてみることができるので、
デスクに座ってやるよりも余計に集中できる環境とされているのです。

多くの人は、その貴重なホワイトノイズの中で、
携帯電話でゲームをしたり、漫画雑誌を読み耽っていたりします。

あなたはそこで、青本を取り出しましょう。
そして、それを驚くなかれ、
音読していきましょう。

音読といっても、
小学校の国語の時間よろしく大きな声で読み上げて言っては、
周りの乗客の方の迷惑になります。
ですから、そこはグッとこらえて、
声は出さずに、音読している気分で、青本を、
口だけ微妙に動かしながら読み上げていきましょう。

これを、毎日、朝晩、繰り返しましょう。
このちょっとした工夫が、それをやらない人との圧倒的な差を生むことになります。

でも、日によっては、へとへとに疲れて、
音読する気力がないこともあるでしょう。

そのような場合、多くの人は、
せっかくのホワイトノイズというありがたい環境の中で、
ボーっとすごしたり、寝入ってしまったりします。

あなたはそこで、携帯音楽プレイヤーを取り出しましょう。
そして、予めあなたが録音しておいたあなたが青本を口述した
音楽ファイルをイヤホンから無理やり頭に流し込んでしまいましょう。

落語家は、一つの噺を覚えるときに、
寝る前にやる稽古がもっとも効果的だ、ということを言います。
クタクタに疲れている、というのは、
実はもっとも記憶に適した状態なのです。


このように、あなたが青本の“知識”に接する時間を
事実として大きくすることで、
確実に、それをやらない人との差は拡大していく、
すなわち、合格の可能性はグングンとあがっていくのです。

もうすこしだけこのスキマ時間について、
気がつかれていない効用をお話しすると、
時間が小刻みに区切られているので,
その制約が逆に集中を生み出すこともできるのです。

まとまった時間がとれるときでもそうですが、
中だるみしないように、
時間は小刻みに区切って、強引にでも中断してしまうようにすることが
高い集中力を保つコツでもあります。

次回は、総合技術監理部門のもう一つの攻略ポイントである
“実力の証明”についてお話したいと思います。

技術士二次試験 教材一覧はこちらをクリック

総合技術監理部門 教材一覧はこちらをクリック

トップへ戻る  メールマガジンアーカイブズへ戻る