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2010/07/21 選択科目の論述問題は、いきなり書き出すな!

いよいよ8月の技術士二次試験まで残すところあと1ヶ月を切ってしまいました。

これからがいよいよ、
いわゆる“最後の追い込み”の時期になります。

これをお聞きのあなたは、
ぜひとも体調管理には十分気をつけてください。

ここで躓いてしまうと、これまでの努力がすべて水の泡に帰してしまうかもしれません。

細かな注意の積み重ねをいかに根気よく実践していけるかが、
試験当日の合格可能性をじりじり引き上げていくことにつながっていくのです。
それをしない人との差を、確実に生んでいくのです。

合格の可能性は、じりじり、じりじり、引き上げていくものなのです。

さて、これをお聞きのあなたは、
このような非常に大事な時期にさしかかっているということで、
今回は、総合技術監理部門以外の技術部門における二次試験の、
特に選択科目の論述問題について、
「選択科目の論述問題は、いきなり書き出すな!」
と題して、なかなか明快な解答法がないと思われている
この“論述問題”について、今回は選択科目が対象になりますが、
これをお聞きのあなたが合格する解答を作り上げるための“心得”について述べてまいります。

まず、昨年度までの試験については、必須科目については無論、
選択科目についてもかつてのマークシート方式はなくなり、
現在は論述式一本となっています。

しかし、
この論述式問題を、苦手、と感じている人は、
意外に多いのではないでしょうか。

これをお聞きのあなたも、おそらく、
“長文を書くのは、大変だなあ〜”
と、すこし弱気になってはいないでしょうか?

しかし・・・
あなたがピンチと感じるところこそ、実はチャンスなのです。

あなたが不安に思うところは、
実はほとんどの人があなたと同じように不安に思っているのです。

なぜなら、あなたの同じような属性の人が、
あなたと同じような流れ、立場で同じ試験を受けるわけですから。

ほとんどの人が、論述試験は、苦手、なのです。

そして、その中の割合多くの人が、
苦手意識を感じたまま、すなわち実際には合理的な対策を行わないまま、
試験に臨んでしまうのです。

だからこそ、そんな戦に、
あなたは丸腰で臨むのは止めて、
武器を携えていきましょう。

その武器が、今回ご説明する、
「いきなり書き出さない!」という心得なのです。

論述試験ですので、
解答用紙いっぱいに言葉が踊って、とりあえず真っ黒になっていれば、
なんとなく
“できた・・・かな”
といった錯覚に陥ってしまいがちなのですが、
実は、これはまったく、ナンセンスなのです。

こんな考え方では、まともな解答はかけません。
解答用紙を埋める埋めない、というのは、
得点に対して何ら本質的な事柄ではありません。

試験問題ですから、
そこには出題者が解答者に対して解答することを求める“正解”、
すなわち
「技術士たるもの、このくらいは抑えておいてほしい」
と思われるポイント、というものが、確実に存在します。

確実に。

大切なのは、その最低限のポイントが、
あなたが書いた文章の中のどこかで押さえられているのかどうか、
ということなのです。

その正解という最低限のポイントだけであれば、
解答用紙の2枚も必要はなくて、
おそらくいくつかの箇条書きで終わってしまうでしょう。

すなわち、残りのスペースは、そのポイントとなる部分を、
言葉として相手に理解させるためのものでしかないのです。

よろしいでしょうか。

長さが問題なのでは、ないのです。

大事なのは、出題の意図から類推される
“技術士として最低限抑えておくべきポイント”
つまりは
「キーワード」
を、あなたが解答の中に洩れなく登場させることなのです。

このキーワードということについていうと、
おそらく、選択科目の勉強をきちんとしたあなたであれば、
設問に対して、どのようなキーワードを登場させるべきか、
ということについては、完璧な自信はなくとも、ある程度は思いつくはずです。

その程度でいいのです。
それは、必要なものの6割でいいのです・・・。
満点を求められてはいないのですから。

ですから、その6割のキーワードまではなんとか記憶を手繰って用意しましょう。

でも、これさえできれば、もう安心です。

とはいっても、解答用紙にポイントだけが羅列されていても、
採点者を困らせるだけでしょうから、
あとは、それを問題の指定どおり、論文の形に仕上げていきましょう。

しかし、そこから先の作業は、まったく恐れる必要はありません。
単なる論述テクニックの話になるのですから・・・。

まず、その6割のキーワードを、
問題用紙の裏などの余白に書き出していきましょう。

このとき、すこしキーワードの一語一語の間を明けておきましょう。

そして、6割のキーワードがなんとか思い浮かんだら、
今度はそれに枝葉をつけていきましょう。

つまり、6割のキーワードを上げた後、
次にそのキーワードを説明するために必要なサブキーワードを列挙していくのです。
関連性の大小はともかく、思いついたサブキーワードは、
一応すべて書き出してみましょう。

そして、概ね書き出せた、
という段階で、今度はそれを目次かしていきましょう。

問題用紙の裏面の比較的大きな余白スペースに、
先ほど書き出したキーワードとサブキーワードをもとに
目次をつくるようなイメージで整理をつけていきましょう。

この段階で、漏れやダブりなどについて注意を払いながら、
まとまりのある骨格を作り上げましょう。

この時点で、もうすでに試験は開始の合図があってから
かれこれ10分以上は経過しているでしょうか。

まわりの人はもうカリカリ鉛筆を走らせていることでしょう。

あなたの解答用紙は、まだ真っ白なままです。。。

でも、あせる必要は、全くありません。

あなたのほうが、より合理的な路を歩んでいるのですから、
もう少し、論文ネタの充実を図りましょう。

なんとか解答の目次が書けたら、
次に、指定された解答の量を確認しておきましょう。

解答用紙3枚とか1枚とか。
さらに、その枚数に行数を掛けて、
解答の全行数を出してみましょう。

すると、解答用紙1枚の場合には、50行ですから、
・冒頭の能書き
・文末のまとめ
・余白
で5行、3行、2行が使われる勘定にすると、
残りの40行であなたが挙げたキーワードの説明をしていくことになるのです。

40/6ですから概ね6行〜7行が一つのキーワードに与えられた回答スペースということになります。

その与えられた6行〜7行の中で、
サブキーワードを用いてメインのキーワードの説明をつけていけばいいのです。

このとき、「。」で終わる1文を2行とすると、一つのキーワードについて3文しか書けないことになります。
無駄な言葉は極力省きましょう。

ここで、いよいよ解答用紙を手にとって、
あなたの解答のレイアウトを大まかに書き込んでいきましょう。

もう、周りの人は一枚分くらい書いてしまっているかもしれませんが、
焦ることはありません。

何も考えずに思いついたことをいきなり書き出してしまうと、
全体としての論理性が確保できないばかりでなく、
途中でネタ切れになってしまって、
残りの膨大な余白を前に一歩も前に進めない・・・、
といった苦境に陥りがちなのです。

ですからあなたは、焦らず
目次どおりに論文を丁寧に作り上げていきましょう。

まず、冒頭の能書きについて簡単に書いた後、
6割のキーワードを各々見出しとして(1)、(2)などというように、
読み手に理解しやすいように薄く解答用紙に書き込んでしまいましょう。

さらに、概ね解答用紙のどのあたりにどのようなことを書いていくか、
についても薄く丸で囲っていきましょう。

そこまで出来たら、
あとは実際の文章を、
解答用紙にあなた自身が書いた指図どおりに書いていくだけなのです。

最後にもう一つだけ注意すべきなのは、
サブキーワードを使って狭いスペースの中でメインキーワードを説明する場合、
その一文一文には必ず適切な「接続語」を補う、ということです。

これの有無で、論理性について相手に与える印象が大きく異なってきます。
“つまり”“すなわち”“そこで”“さらに”“なお”“また”“しかし”“なぜなら”“したがって”・・・。

一文一文の順序を考え、
さらにこのような接続語を適切に文章の間に挟むことで、
見違えるような文章に仕上がります。


いかがでしょうか。

この論述試験対策については、実は
教材化のご要望をたくさん頂いていたので、
本来であれば教材としてもうすこし分かりやすくお伝えしたいところなのですが、
今年度については当方の執筆時間が確保できなかったために、それは叶いませんでした。

従いまして、今回メルマガという限られたスペースの中で
かなり抽象的な言い方になってしまいました。
誠に申し訳ございません。

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