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2010/12/01 あなたの給料が安い原因

こんにちは。

よく、職場の待遇が悪いことに不満を募らせて、
「経営陣が怠けているから給料が安い・・・」
「会社が悪いからいつまでたっても何も変わらない」
などと会社に対して文句を言う人がいます。

きっと、あなたの身の回りにも、
そのような方がいらっしゃるでしょう。
赤ちょうちんなどでよくぼやいたり愚痴ったりしているのを、
見聞きしたことがあるでしょう。
まるで、それが一般的なサラリーマンの性のように思われているところもあります。

自分の給料が安い原因は
「会社がだらしないからだ」
と思っている人も、割合多いと思います。

もしかしたら、あなた自身も、そう思っているのかもしれません。

しかし、本当にそうでしょうか・・・。

そもそも、会社というのは、株主のため存在しています。
これは、会社は株主の出資を前提に成立していますので、
当然株主に対してはそのリターンを行わなければなりません。

出資が無駄になるかもしれないというリスクを事前に冒してくれているから、当然です。
これがすなわち配当です。

このようにして株主の利益を最大にするのは、会社の使命なのです。

会社は、株主のものです。
決して、社員のものでは、ありません。

これを勘違いしている人が、意外に多いようです。

繰り返しますが、会社は社員のものなんかではまったくなく、
むしろ社員は会社が利益を上げるためのひとつのカードに過ぎないのです。

ですから、会社は利益を上げようと“いいカード”を雇おうとしますし、
“悪いカード”を切ろうとします。
実際に切るかどうかはともかく、常にそのようなマインドは持ち続けています。

さらにいうと、社員に配る給与というのも、
会社からみたら立派な「コスト」にあたります。

ですから、できれば払いたくない、というのが会社の率直な思いであることは、
容易に想像がつくと思います。

「社員を愛している」
などという社長さんをお見受けすることもありますが、
心情としてはそのとおりなのでしょうが、
それは、単に人間関係という中だけでのものであって、
ビジネスという観点から冷徹に考えると、無意味です。

気前よく給料を上げて社員の生産性を上げさせる、
という手段もあるとは思いますが、それは左団扇のときの話であって、
このご時勢に有り得る話ではありません。

会社は、厳しい状況の中でも、株主に対する使命を果たすべく、
その看板を維持するために“カード”を調整せざるをえないのです。

社会に対する道義的な問題がありますから解雇などというのは余程のことですが、
その裏返しである新規採用の抑制、コストである給料の圧縮などというのは、
残念ながら、原理としてきわめて合理的な調整方法なのです。

会社には、あなたを養う義務などないのです。
会社からしたら、あなたの代わりなど、いくらでもいるのです。
カードなのですから。

株主に対して利益を還元する義務はあっても、
あなたを社会の荒波から護り続ける義務は、ないのです。

逆に、あなたのほうこそ、あなたの労働を社会に売って、
そして売り上げを上げてくれて、
その一部をあなたに還元してくれているという会社に対して
感謝する必要すらあるのです。

わたしもそうだったように、社員は、会社という大きな看板の下で、
いわば“雨露を凌がせていただいている”程度の、弱い立場なのです。


ここで、少し視点を変えて、あなたがいま稼いでいるその給料を、
裸一貫であなた自身が稼ぎ出すことを考えてみてください。

一ヶ月という時間に、今の月給を、あなたは手にすることが出来るでしょうか。

まず、難しいでしょう。

あなたは労働を会社に提供しますが、労働は、そんなにすぐにはお金に変わりません。
労働を換金するためには、それを社会の需給システムに組みこむという、
きわめて至難の業が別途必要になるのです。

山で薪を拾ってきても、それはお金ではありません。
それを街にもっていって、通りすがりの人に売って、初めてお金になるのです。
通りすがりの人に売る行為は、山で薪を拾う行為よりも、
圧倒的に難易度が高いのです。

人間を相手にしている以上、ライバルもいますし、
確実に売り切るための確立された手法というものがないからです。

その重大な役割を担ってくれているのは、会社なのです。
あなたは、会社の看板があるからこそ、今のお給料をいただけているのです。

会社がなければ、あなたの労働は、どんなにグレードの高いものであれ、
換金できないという点で、社会経済において何ら値打ちがないのです。


いままでの説明を聞いて、あなたは、どう感じるでしょうか。

あなたのお給料が安いことは、会社に原因がある、と、お考えでしょうか。

あなたの給料が安いのは、会社のせいではありません。
社会のせいでも、ありません。

そう。あなたのせいなのです。

そのような待遇の会社を選んだ、あなたの責任なのです。

このように書いてくると、会社に対してただ隷属しなければならないのか、
とあなたに勘違いされてしまうかもしれません。

私がお伝えしたいことは、そうではありません。
むしろ、その逆です。

隷属という依存状態を脱出していただきたいのです。

会社の給料を安いと感じて、それを上げたいと思うのであれば、まず、
あなた自身がそのような待遇の会社を選んでしまったその判断に原因を求めなければならない、
ということです。

たしかに、会社からしたらあなたは単なるカードです。
しかし、逆にあなたから見ると、
会社も単なるカードのひとつでしかないのです。

かつてあなたが誤ったカードを引いてしまったから今の状況が思わしくないわけですから、
例えばそのカードを元に戻して、別のカードを引いてみるということも、
手段としてはあるかもしれません。

これも、早合点していただきたくないのですが、
私が強調したいことは、転職しなさい、ということでもありません。
転職なんて、迂闊にしないほうがいいと思います。

強調したいのは、給料が安いということも含め、何かうまくいかないことの原因を、
あなたの外部に求めているうちは、あなたに成長はない、
ひいては状況に進展はない、ということです。

会社に隷属せず、むしろあなたの現状の全責任をあなた自身に求めることで、
会社に依存しない、自立した主体的な思考・行動をはじめることができるということなのです。

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