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2011/09/23 「ふぅーん,そうなんだ」では技術的体験論文とは言えない

この夏の,筆記試験までの長い道のりを終えて,
今後待ち受けている技術的体験論文,
そして口頭試験のために
あなたが今一度エンジンをかけ直すのは,
すこし面倒な思いもすることでしょう。

終わったから言えることなのですが,
夏の筆記試験は,
ただ学習を積めばある程度クリアできてしまうもの
といっても過言ではないでしょう。

しかし,
これからあなたが挑もうとしている技術的体験論文は,
そう簡単なものではありません。

“知識”だけでは到底カバーできない科目なのです。

簡単に言うと,
この技術的体験論文で必要とされているのは,
“知識”
ではなく,
課題を解決する
“感性”“知恵”“決断力”“行動力”。
そして,それらを答案用紙に展開する
“文章力”。

これらの,
いわゆる“知識”以外の要素があなたに備わっているかどうか。

これが大きくモノを言うことになります。

そのようなわけですから,
あなたが技術士としてふさわしいかどうかということは,
実はこの技術的体験論文の出来栄えを見れば,
試験官ほどの人であれば,
すぐに見抜いてしまうことでしょう。

したがって,
仮にあなたが夏の筆記試験の出来が良かったとしても,
決して慢心せずに
この技術的体験論文の対策を着実に進めていく必要があります。


その対策の進め方なのですが,
この技術的体験論文は,やはり
筆記試験とは異なって
「時間をかければなんとかなる」
というほど単純なものではありません。

もっとも,
ある程度の時間をかけなければ
上質の論文を書き上げることは困難でしょう。

しかも,
技術士試験の締めとなる口頭試験は,
この技術的体験論文がその基調を作ります。
したがって,この技術的体験論文で躓いているようでは,
口頭試験合格そのものが大きく揺らいでしまいます。

ですから,これから晩秋に向けて,
まずは,もうひと踏ん張りする覚悟を固めましょう。


そして,この技術的体験論文の対策の進め方を考えるにあたって
大切なのは,
なんといっても「論文」というくらいですから,
読者に読んでもらった後,きちんと
自分の意見を理解してもらえている状況になる文章でなければならない,
ということです。

論文とは
相手を説得する文章です。

そして,
説得するためには,そこに理屈,
すなわち論理が必要になります。

ですから,
技術的体験論文の作成は
まずこの論理,ロジック。

言い換えると,
言葉を組みあわせて造る理屈。

これをいかに堅固なものにするか,
というところからスタートを切る必要があります。

いわゆる,論文の骨格です。
筋書きを整える,ということです。

すなわち,
いきなり論文を書き出してみるのではなく,
「わたしは技術士としてふさわしいんですよ。だって・・・という実績があるんですから」
ということが主題となるように
必要最小限の文章の「筋」を
組み立ててみることからはじめたらよいでしょう。


この論理組み立て作業は,
実際に論文そのものを書いていく作業ではないものの,
技術的体験論文の作成上,
最重要の作業です。

なぜなら,
この出だしの基礎となるプロセスで本質を踏み外した体験論文は,
いくら立派な業績が描かれていても,
いくら華麗な文章で構成されていても,
決して合格点には至らないからです。

自分のやってきた「業務経験」を
ただ漫然と書き綴っているのでは合格しないのです。


なぜなら,
あなたの経験した業務の立派さは
あなたの立派さとは無縁です。

無論,あなたの所属する会社の立派さも
あなたの立派さと無縁です。

ですから,
いくら
「立派な業務をやりました」
「立派な組織で仕事をしています」
そんなことをいくら仰々しくあげつらったとしても
まったく合格に近づくことはありません。

この社会に生きる技術者としての,
単品のあなたが評価の対象となる,という
このシビアな視点に,気づきましょう。


ですから,
漫然と業務経験を綴っている論文を読んだ試験官にとっては
「ふぅーん,そうなんだ」
という,
なんとも無感動な読後が訪れるだけになってしまうのです。


技術的体験論文では,あなたの
「わたしは技術士としてふさわしいんですよ!」
という主張が
説得力をもって試験官に伝わるかという,
その「伝わり方」が大切なのです。

「わたしは技術士としてふさわしいんですよ!」
という主張の,「根拠」を
整然と示さなくてはならないのです。

そして,その
あなたが整然と並べた「根拠」を辿っていけば,
誰もが
「ああ,なるほど。あなたは技術士としてふさわしいですね」
という結論に達するよう,
文章でナビゲートしてかなくてはならないのです。


このナビゲートのし方は,
多くの人が苦心する部分なので,
このメルマガをご覧のあなたには
後日具体的にアドバイス申し上げたいと思います。
のです。

このように,
「わたしは技術士としてふさわしいんですよ」
というあなたの体験論文を読んだ試験官が
「ふぅーん,そうなんだ・・・」

という反応をしているうちは,合格は程遠いと言わざるを得ないでしょう。

このような感想を持たれてしまうということは,
そこに綴られている内容が,
論理性の伴わない,
単なるモノガタリに留まっているからなのです。

そうではなく,
その物語にちゃーんと
「論理」
というものを仕込んで,
あなたが用意している
「ね。ほら。わたしは技術士としてふさわしいでしょ」
という結論に試験官がちゃんと至るように
丁寧に導いていくことが必要なのです。

つまり,
「ふぅーん,そうなんだ・・・」
ではなく,
「なるほど!そうなのか!」
というように,あなたの技術力,
すなわち問題解決力の根拠を
試験官に納得してもらうことが大切なのです。

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