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2012/04/28 青本を制す者は、必ずしも総監は制す者にあらず


総合技術監理部門というのは、あなたもご存知のとおり、
技術系資格の最高峰である技術士資格の、
さらにその頂点に位置する最上級の資格です。

技術士試験の合格のあと、この最上級資格の取得に向けて、
多くの方がさらなる努力を続けています。

しかし、厄介なことに、その他の技術部門と異なり、
この最上級資格は技術ノウハウの多寡を問うものではなく、
いかにたくさん学習したからといって合格するものではありません。

また、いかにたくさんの経験を積んだからといって、
合格するものでもありません。

この総合技術監理部門に合格するためには、
知識、経験、これらは必須条件であって、決して十分な条件ではないのです。

しかも、大切なのはそれらの知識、経験の質であって、
量というのはあまり重要ではありません。

したがって、私のように青本のヒヤリング、音読だけしかせずに
マトモに学習しなかった者でも一発で合格しますし、
経験の浅い30代の若い技術者でも合格してしまいます・・・。

青本の隅から隅まで知っていて、たっぷりと実地経験を積んだ技術者が合格する、
というわけではないのです。

皮肉なことに。。。



では、総監合格には何が必要なのか。

それは、“総監マインド”です。

一見わかりやすく、実はよくわからないこの言葉。
カンタンにいうと、
常に総合技術監理の心をもってシゴトをしているか、
ということです。

これでもまだボヤっとしていて、わかりにくいですね。

もうすこし噛み砕いて説明すると、
業務が円滑に進むよう、いつも五つの管理の観点から常に注意を張り巡らせて業務を眺めているか、
ということです。

業務全体のあらゆる責任は自分にあるんだということをいつもいつも肝に銘じ、
何かマズいことがおきやしないかといつもいつも心配しているかどうか、
ということです。

そして、その業務の中でどんな心配事が考えられるのかについて冷静に想像をめぐらしているか、
ということです。

さらに、備えあれば憂いなしの言葉どおり、
その想像される心配事に対しきちんとあらかじめ対処シナリオを描いているか、ということです。

そして、意に反して実際に何かコトがあれば、
“自分がやらねば誰がやる”
との決意のもとで、みんなの先頭に立って、
最終的に首尾よく解決するまで解決に向けてねっとり考え、
悩みに悩んで、工夫をあれこれ凝らせるのかどうか、ということです。

そのとき、常に社会に思いを馳せ、仲間に思いを馳せ、
環境にも留意し、情報を含めたあらゆるツールを駆使しながら、
課題の解決、つまり全体としてベスト、もしくはベターな結果に導けるように
思考、判断、工夫、行動を繰り返せるか、ということなのです。


あなたもご存知のとおり、現実社会というのはシビアな世界で、学校とは違い、
正解がない問い、の連続です。

しかも、多くの場合、その問いは複雑に入り組んでおり、
「ああすればいい」「こうしとけばいい」
といったカンタン明快な解決策など、普通はありません。

「ああしたらこうなるしぃ・・・(涙)」「こうしたらぁ、ああなるしぃ・・・(涙)」

こんな悩ましい問いに対し、逃げることなく、ひるむことなく、
あなたの両親から授かった重たい脳みそを
これでもか!これでもか!
というくらい使いに使って、
5つの管理のいずれも観点からみても大過ない、
全体的に“ベター”と誰もがいえる結果を導けるか、ということなのです。


そんなふうに、絡んだ組み紐のような、正解もない問いの連続に対し、
めげずに思考、判断、工夫、行動を繰り返して、
しかも最善の結果に導けるか、ということなのです。



「なぁんだ、また精神論か」とあなたに一蹴されそうですが・・・、
でも、その“精神”こそ、総監合格には絶対に欠かせない要素なのです。

なぜなら、精神こそあなたの全てであり、
あなたの思考、行動を司るものだからです。

その肝心かなめの精神がないがしろにされていては、
総監技術士にふさわしい判断、行動は決してとれません。

取れるのは、せいぜい総監技術士っぽい判断、総監技術士っぽい行動です。
青本に依存した薄っぺらい知識にもとづいた、薄っぺらい判断、行動です。

モノマネは本当のあなたから沸き出ずる確かなものでない以上、
筆記試験、口頭試験のいずれかの場面で、
メッキがはがれてしまいます。


おわかりいただけたでしょうか。

その総合技術監理部門に合格するには、青本の知識、五つの管理だけでは、もちろん合格しないのです。
それらは予備知識でしかありません。

青本を制する者が必ずしも総合技術監理は制する者ではないのです。


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