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2013/10/12 口頭試験で“伝えるべきもの”と、“伝わってしまうもの”


秋も深まってきました。
夏には見えない富士山が、今日は秋空の下で優美な輪郭を浮かび上がらせています。
これからだんだんとてっぺんのほうから白い化粧をまとっていきます。
今年の筆記試験合格は10月末に、そして口頭試験は11月下旬から順次おこなわれていくことになっています。
この口頭試験で問われるものは、無論、あなたの技術的資質です。
これから技術士として活躍してもらうためには、当然、当該技術分野の専門家として十分な資質と見識を持っていてもらわねばなりません。
それに至らない中途半端な技術者を合格させてしまっていては、資格への信頼性を貶めてしまうことにもなりかねません。
だから口頭試験官は、いろいろな質問のあなたに浴びせながら、あなたのこの部分を浮き彫りにしようとします。
その時、筆記試験とはまた一味違う口頭試験ならではの押しつぶされそうな緊張感が、あなたを包み込むことになります。
したがって、あなたが絶対に合格しようと思うなら、丸腰ではいけません。
これに対応する術を準備しておかなくてはなりません。
準備といっても、いろいろすることはあります。
きっと、あなたも筆記試験以降、しばらくは学習から遠ざかってしまっているでしょうから、まずは技術的知識を当時のレベルに復元しなければなりません。
それ以外にも、筆記試験の間違い箇所をリカバリーしたり、最新の技術的話題についての見識を整理したり。
いろいろと対策を講じて、口頭試験の場で試験官にあなたの技術的資質が技術士として十分なものであることを伝えねばなりません。
そうした対策を、これからミッチリ、ミッチリと積んでいく・・・。
と、ここまでは、普通の口頭試験対策です。
ただ、すこーし視点を変えてみると、実は、それだけでは口頭試験対策としては万全とはいえないんですね。
というのは、口頭試験では“伝えるべきもの”とは別に、“伝わってしまうもの”があるからなのです。
そして、その“伝わってしまうもの”というのが、合否という観点からいうと、結構なインパクトを持ってしまうからなのです。
なぜなら、それは、技術者としての資質以外の、人間として最低限もっておくべき重要事項だからです。
その重要事項とは、一言でいうと、人間性です。
すなわち、この人は誠実な人かどうか、信頼するに値するか、将来に渡ってきちんと技術士としての責務を自覚しつづけていけるか。
こうした人間性について、技術的な資質と同等以上に重視すべきものであるのは疑う余地もありません。
技術的資質はありそうだけれど、不誠実な応答に終始していて“なんだかこの人は信頼できなさそうだなぁ”という印象しか残らない受験者を、果たして試験官は合格させようとするでしょうか。
そのようにあなた自身を誤解されないためには、相手の質問の意図を汲み、それに見合った自分の答えを用意し、誤解されぬような言葉を選んで、的確に言葉として相手に伝え、そして理解してもらわねばなりません。
口頭試験のような場合の問答では、聴くも喋るも「丁寧に、誠実に」が基本です。
大原則です。
華麗、流麗に振る舞うことは難しいものですが、丁寧に、誠実に振る舞うことは絶対に誰にでもできることです。
もちろん寡言では試験官にあなたの良さが伝わりませんが、多言も慎まなくてはなりません。
言葉は、多ければ多いほどいい、というものでは全然ないからです。
口頭試験の目的は、合否に必要な情報を試験官に伝えることです。
あなたがしゃべることとイコールではありません。
必要最小限な言葉こそ、そのような場での誠実丁寧に合致するものです。
はき違えないようにしましょう。
レスポンスが悪いことも、決して良い印象を与えません。
会話していて相手が心地良いと思うリズム。
ここまで意識したいものです。
喋ることが得意な人ほど、自戒しましょう。
このように「丁寧に、誠実に」振る舞おうとすることは、合否を分ける可能性を持ち、それはまたあなたの将来を分けることに直結するかもしれないのです。

すっかり秋も深まってきました。
澄み渡った秋の夜空の下で、宇宙の中のちっぽけな自分を感じてみてください。
あなたの中の誠実な部分が、毛羽立ったあなたの心をきっと、 スゥ〜ッと支配していくはずです。

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