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2014/02/01 技術士と舞台俳優の共通項


あなたが目指している技術士というポジションは、あなたが所属する会社や官庁といった組織において、業務の主任技術者としてその組織に成り代わって業務の全責任を負う立場になります。
そのような技術士であれば、当然、自分一人の作業に黙々と勤しんでいるだけでは足りません。
会議で多くの人と協議をしたり、プレゼンで多くの人に対し分かりやすく説明したりという専門分野の技術力とは別の、業務遂行能力という大切な役割があるからです。
私はコンサルタント会社の技術士でした。
したがって、ほぼ連日のようにさまざまな顧客との打ち合わせが設定されていました。
一つ打ち合わせが終われば直ちに別件の打ち合わせの準備に取り掛り、その準備が出来上がったころには、また別の案件の打ち合わせ資料の構想を巡らさなくてはいけなかったり・・・。
普段の長時間残業は当たり前で、土日も仕事から解放されることはありませんでした。
その、顧客との打ち合わせやプレゼンについてなのですが、まだ私が技術士になる前の、若手技術者だったころ、とても不思議に思っていたことがありました。
それは、緊張感を感じさせずに打ち合わせやプレゼンできる人って結構いるんだなあ、ということでした。
これから多くの人の眼差しが自分一人に集中するような場が控えているのに、平然と昼食を平らげ、喫煙所で雑談に興じている・・・。
そのような人を見ると、とてもうらやましく、少し恨めしくも感じていました。
何の緊張もせずに説明ができたら、どんなにラクだろうと。
・・・というのは、私の場合、顧客との打ち合わせの前は、必ずといっていいほどカチンコチンに緊張してしまう癖があったからです。
ちょうど、口頭試験の直前と同じような心境です。
緊張で顔は火照るし、手は汗ばんでくる。
不安から何度も何度も資料を見返しては、青息吐息ばかりついてしまう・・・。
いざ打ち合わせが始まっても、声は上ずり、説明のテンポは速くなって・・・。
さらに途中で相手が全然聞いてくれていないことに気が付いてしまって、ますます焦ってしまう・・・。
午後イチの打ち合わせなど、当然、昼食はノドを通りません。
また、月曜日の打ち合わせともなれば、土日の間ず〜っと心配なまま過ごさなくてはなりません。
だから、打ち合わせは、大体週末の午前中を好んで設定していました。。。
技術士補の頃は、毎回、こんな調子でした。。。
そうして神経をすり減らしながら、数限りない失敗にまみれながら・・・少しづつ、少しづつ、少〜しづつですが、手ごたえのある打ち合わせやプレゼンができるようになってきたのです。
技術士試験に合格して業務の主任技術者ともなると否応なしに自覚も進んでいくようになります。
その結果、業務も一通りのことはこなせるようになり、プレゼン等が認められて大型受注につながったりと、いくつかの成功体験を手にするようになっていったのでした。
なぜ、このように結果が変わってきたのか。
まず、場馴れしたこと。
理由として、これは大きいでしょう。
経験を積み、反省を重ねることによって、当然、考え方や対応の仕方は洗練されたものになっていきますから。
そして、失敗慣れしたこと。
失敗そのものは非常に怖いものですが、大きなダメージを受けても、再起することを避けなかったため、失敗に対する耐性が培われていったのでしょう。
ただ、振り返ってみて、今、何より大きかったと考えるのは、『いつもいつも結局、真剣だった』ということになると、強く思うのです。
真剣にやればこそガチガチに緊張もしますし、疲労感も半端なく、失敗したときのダメージは底知れないものがありました。
もともとが不器用なわけですから、真剣にやってもくだらないミスはしますし、内容も十分なものには仕上がっていなかったでしょう。
ただ、万事が真剣だったからこそ、不器用であっても相手に私の意志が伝わりもしたのでしょう。
何より、真剣にやったからこそ、失敗という結果に対して反省こそは多けれども、後悔することはないし、逆に成功という結果を手中にしたときの喜びには、格別なものがあるのです。
何事においても、真剣にやると、最後はぼろ雑巾のようにクッタクタになります。
だから、仕事終わりに同僚と飲みに行ってグダグダと会社や上司を愚痴るような余力はありません。
逆に、同僚と飲みに行って会社を愚痴れるということは、余力を残したままその日一日を終えてしまうということなのです。
あなたにとっての打ち合わせやプレゼンの場というのは、演劇俳優にとっての「舞台」に例えられます。
劇のテーマを設定して演出を工夫しながら、稽古に稽古を重ねて、やり直しの利かない舞台へあがってゆく。
そしてスポットライトを浴びながら、できる限りのパフォーマンスを披露して、観衆の心を動かそうとする・・・。
そこでは、 常に「真剣さ」が求められるのです。

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