あなたもラクラクで技術士二次試験や総合技術監理部門を一発合格しよう!『技術士“合格の仕組み”講座』
技術士合格の仕組み講座


技術士合格の仕組み講座 総合技術監理ページテキスト1

おそらく既に"技術士"であろうあなたが、これから総合技術監理部門の試験を受験するにあたって
“その試験ではいったいどのような資質が問われることになるのか”
ということを考えておくのは、きわめて重要なことです。
つまり、トレーニングを開始する前に、ハードルの位置とその高さを調べておくことによって、より効率的に学習を進めることが可能になるからです。

これについて、日本技術士会のホームページで総合技術監理部門の実施案内をみると、試験科目の説明として以下のような記述があります。


選択科目

総合技術監理部門以外の技術部門の必須科目及び選択科目

必須科目

『総合技術監理部門』に関する課題解決能力及び応用能力を問う問題


このように、総合技術監理部門は、他の技術士二次試験と同様、選択科目と必須科目に分かれています。
このうち、選択科目については、前述のとおりほとんどの受験者がすでに技術士となっていると考えられますので、多くの方が免除になっているのが実際のところです。
これは、有資格者ということで『選択科目については合格点に達しているはずである』という考え方によるものです。
技術士の『資質向上』は責務の一つに挙げられていますので、もし技術士合格の時点から技術レベルが落ちていたら、それは義務違反という解釈になってしまうのです。
日々の研鑽を怠らないことは、当然のことですね。
そのためにも、技術士二次試験のページで述べた技術ノートとは、一生の友達になる必要があります。
ノートを開く頻度こそ少なくなるものの、決して技術ノートを“思い出の品”化させてはなりません。
あなたが技術者である間は、決して技術ノートも現役引退させてはならないのです。
くれぐれも『二次試験が終わって・・・それっきり・・・』などということにならないようにご注意ください。
これは“前提”なのですから。

となると、通常であれば、技術士であるあなたがこの総合技術監理部門を目指すときに問われるのは、必須科目のみということになります。

ところで、“総合技術監理”などという名前をきくと、とてもとっつきにくい技術、とあなたは感じてしまうかもしれません。
しかし、この総合技術監理部門を敢えて荒っぽく表現すると、
『プロジェクトを首尾よく完了するために、途中で起こる様々な障害に対して、5つの管理技術を適用しながら解決していき、そして当初の目的を達成する技術』
ということになると私は考えています。
言い換えると、総合技術監理部門という資格は社会的な観点からのバランス感覚のある技術者に与えられるもの、となりましょう。

あなたが既に取得している技術士の資格は、その技術部門において「工学的な観点から深く広い専門知識にもとづいた問題解決技術力がある」ということを証明するものになります。
しかし、その技術を実際に適用する場合、なかなか机上の計算どおりに進まない事態に数多く陥ることがあることは、あなたもよくご承知のことでしょう。
つまり、実際に工学的な技術を用いて実際の業務を遂行していくにあたっては、単なる技術的課題のほかに『いかに経済的に済ませるか』や『環境への負荷をいかに減らすか』『どのように安全を確保するか』『いかに人間関係を円滑にしていくか』などといった様々な制約条件に注意を払う必要が生じるのです。
そのような様々な現場特有の各種条件を背負いながら、既に技術士として担保されている工学的な技術力をあなたは発揮する必要があるのです。
実社会には様々な障害が厳然と存在しているので、そのような前提のもとで“いかにバランスを取りながら、工学的技術力を行使して、問題を“うまく”解決していくか”ということが、あなたが総合技術監理技術を持つ技術者であるかどうかという評価の分かれ目なのです。
優れた技術力に任せて課題の解決を図っても、すなわち工学的見地から課題は解決できたとしても、決してそれが社会として最良の解決方法ではない可能性があるのです。

このような側面があるため、いわゆる“技術屋”にとってこの総合技術監理部門は、パスすることが極めて難しい資格なのです。

経験だけ積んでおけばなんとかなるという面のあるその他の技術部門とはすこし様相が異なっている、ということがお分かりいただけるでしょうか。

したがって、『総合技術監理の“5つの管理技術”をきちんと理解しているかどうか』ということが、総合技術監理の技術士として一つの要件になるのです。

もし、あなたが若手の技術者で、RCCMなどの資格も持っていないために、これまでプロジェクトの責任者を務めたことがないという場合、コスト管理や人的資源管理などあまり直面するチャンスは少なかったものと考えられます。
つまり、総合技術監理の技術力を養成、または発揮できるような体験を積むことが出来ていない可能性があるのです。
しかし、言い換えると、あなたが責任を負わされているプロジェクトを一つでも持っていれば、かならずや5つの管理技術を適用しなければならない場面があったはずです。
このようなことから、『5つの管理技術を現場に適用して、そしてプロジェクトの完了という成果を達成した経験があるか』ということも、総合技術監理部門の技術士としての一つの要件になるのです

しかし、あまり心配する必要はありません。
5つの管理技術といっても、上記のとおり、初めて聞くような特別なスキルではありません。
普段から意識しなければいけないことをすこし難しく表現しただけ、といえなくもありません。
誰でも責任者というものをやれば、いわゆる“アチラを立てればコチラがたたず”という問題、これを
トレードオフといったりもしますが、このような問題をいくつも抱えながらもなんとか“うまく解決していく”ということを実践しているはずなのですから。

このように、あなたがすべきことは、これまでに無意識のうちにやってきたバランスをとるための思考や行為を、5つの管理技術のカテゴリーの中に落とし込んでいくことだけでよいのです。
実は、これが総合技術監理の本質なのです。

決して難しいものではないのです。

なのに、実際には合格する人があまりいないのです。
技術士を既に取得していながら、なかなか総合技術監理部門には合格できない人が、相当数いるのです。

それは、なぜでしょうか。。。



これを考えるには、まず、このような総合技術監理という資格があなたに一体何をもたらしてくれるのか、といったことについてきちんと考える必要があります。

言い換えると、あなたは、総合技術監理部門の技術士取得に一体何を期待するのでしょうか。
それが明確になってないと、学習が受身になってしまいますよね。
受身の学習は、あなたから貴重な貴重な時間を奪うばかりで、何ら成果をもたらしません。
ですから、学習を始める前にぜひ『学習の意義』をきちんと認識して、目的を明確にしておきましょう。

その件について、あくまでも私の所感ですが・・・。
事実関係だけ申し上げると、取得しても、短期にそれほど“お給料”はあがりません。
私の場合、年収で20万円ぐらいだったでしょうか。
特に昇進することもありませんでした。
技術士二次試験を合格したときには、経験年数の割りにかなり早い取得だったので、2階級特進を果たせたのですが、こと総合技術監理部門については、同じく極めて早い取得だったのにも関わらず・・・。
対外的に変わったところといえば・・・せいぜい、名刺が賑やかになったことくらいでしょうか。
『総合技術監理部門』という最高のカンバンに反応するお客様も、実際のところあまりいませんでした。
このように、事実関係だけを述べると、総合技術監理部門の合格がそういった外部の状況の変化をあまりもたらさないのは、おそらく間違いのないところです。・・・。

それだけ言うと、あなたは『なんだか魅力がない資格だなあ』と思われてしまうかもしれません。
でも、あなたにはもう少しだけ考えを深めていきましょう。
というのは、総合技術監理部門の資格を持っているのと持ってないのとでは、技術者としてのスケールがまったく違うということが言えるのです。

もっとも、本講座はあなたのような一個人が技術士の学習を通じて会社などといった組織から自立することを目指していますので、昇給とか昇進とか、こういったことを取得動機として考えることは無意味であると断じています。
昇給とか昇進などといったものは、単にあなたが所属する組織の自分に対する評価が具現化したものに過ぎないのです。
会社の状態が思わしくなかったり、昇進させるべき人員があなた以外にもたくさん滞っていたりした場合、当然あなたが期待するほどの見返りは無くなるのが合理的なのです。
すなわち、同じレベルに人であっても、所属する組織の状態によってまったく異なってしまう程度のものでしかないのです。
一喜一憂することが、まったく無意味なのです。

たとえ話で説明すると、組織の自分に対する評価というのは、突き詰めて考えると
「あの会社の人はパンを余計に一つ買えるけど、私は買えない」
というだけのものなのです。
そのパン一つがあなたに幸せをもたらすのならば、とても意義のあることでしょう。
しかし、あなたの幸せと不幸せは、パン一つあるかないかで大逆転してしまう程度の、そんなつまらないものなのでしょうか?

そのようなことを申し上げた上で、もう少しあなたは考えを進めていきましょう。
次に、総合技術監理部門の技術そのものという角度から考えてみよう。

ご存知のとおり、総合技術監理部門の5つの管理技術とは、経済性管理、情報管理、人的資源管理、社会環境管理、そして安全管理になります。
これらの中には基本的に対顧客との中で効いてくる技術力とはいえないものがあります。
経済性管理(いかにお金をかけずにプロジェクトを遂行するか)、人的資源管理(いかに人を育ててプロジェクトを遂行するか)などというのは、顧客の側からすると、あくまでもプロジェクト内部の問題である以上、あまりピンとこないのは仕方がありません。
つまり、仮にあなたがこの資格を取得したいるからといって、顧客側の利益はさほど変らないのです。
先述のわたしの例でも示したとおり、総合技術監理部門というカンバンは、組織の外では大してモノを言わない理由が、ここにあります。
※経済性管理について、いかに工法などを工夫して工事等の事業費を安くするか、というのは各技術部門の課題になります。総合技術監理部門が対象とする課題ではありません。

しかし、観点を変えて、あなたの今所属している組織から考えて見たらどうでしょうか。
この5つの技術の重要性が、よくお分かりいただけるはずです。
なぜなら、5つの管理技術である、いかにお金をかけずにやるか、いかに人を育てていくか、などというのは、あなたが所属している組織が抱える普遍的なテーマそのものではないですか!

プロジェクトの責任者として首尾よく遂行させていく上では、当然、ベースとして当該の技術分野における専門技術がなくてはなりません。
しかし、それだけでは片手落ちで、いかにしてコストの面でプロジェクト内の調整をつけるか、というバランス感覚も求められます。また、責任者であれば、当然後継者を育てる、という責務もありますから、プロジェクトを遂行しながら人も育てていかなくてはならない、という、これも
バランスです。このようなバランスを、社会環境、安全管理、そして情報管理についても行っていかなくてはならないのです。
そのようなバランスがとれていないと、あなたの組織の社会に対するサービスが継続的に実施していくことができないからです。
社会があって、はじめてあなたの組織があるのです。
したがって、社会のルールに適合したプロジェクトの遂行ができなければ、いかに工学的にすばらしい技術をもって課題を解決したところで、社会的観点からは決して高く評価されることはないのです。
そういう意味で、私は、
この総合技術監理部門の取得は技術者としてのゴール、ゆくゆくは組織経営に携わる可能性がある一流のビジネスマンかどうかのボーダーラインだと考えています。

いわゆる『技術屋』、『職人』という存在があります。
そのような方々の専門技術力には、そのようになりたくてもなれない私は多大な敬意を払っています。
しかし、敢えてあなたのために誤解を恐れずに言えば、このような方々は、組織としてバランスが重要であることを理解しているかどうかという点からいえば、不完全な存在とも言えるのです。
技術業務は任せられても、組織経営は任せられない存在なのです。

この『技術屋』『職人』と『一流のビジネスマン』の違い。
あなたなら、この違いを認識していただけるでしょう。
区別ができているのであれば、通常、人間はよりグレードの高いほうを志向するはずです。
そして、グレードの高いほうに自分がふさわしいはずだと思うなら、それを証明したくなります。
それが、総合技術監理部門の取得のモチベーションなのではないかと私は考えます。
いわば、社会に生きる自分としての自己満足、といってもいいかもしれません。
すくなくとも、現段階では、そのような評価は誤っているとは思えません。

言い換えると、あくまでも我々はビジネスとしてこの職業に従事しているのだ、という大前提に立ち返って、この資格の有用性を再認識する必要もあるのではないでしょうか。
つまり、技術者である前に、ビジネスマンである必要があると思うのです。

あなたはどう思いますか?
どう感じますか?

このようなことから、私は、あなたが学習を開始する前に、あなたなりの解釈を行って、資格取得の有用性を整理してみることをお勧めいたします。
仮に、その結果、
『総合技術監理はとっても仕方がない』
という結論になるのであれば、それはそれでいいと思います。
あなたが主体的に考えた結果なのであれば、尊重すべき結論なのです。
ともかく、何の決心もなく“なんとなくみんながやっているから総合技術管理も受験してみようと思う”などという子供のような愚かな行動は、もう、慎みましょう。
何ら成果を生まない、むだな努力を強いるだけですから。

総合技術監理部門の学習は、当然それなりの負荷をあなたに強いることになります。
なのに、あなたの貴重な貴重な時間を投じるのであれば、あなたのしっかりした洞察にもとづいた決心があって、はじめて総合技術監理部門の技術士取得にいそしむこと、ひいては取得することに意義が生まれるのです。

このように、総合技術監理部門の資格を取得する、ということは、何か外的変化を期待してモチベーションをあげるものではなくて、あなたの内的スケールアップのため、という、極めて精神性の高いモチベーションを抱きながらチャレンジすることが必要とされるのです。



このような総合技術監理部門ですが、あなたが「取得を目指す!」ということになった場合、まず最初の難関は“5つの管理技術をいかに理解するか”になります。
技術的体験論文や口頭試験、専門試験など、いずれもこの5つの管理技術に関する理解がないと、当然クリアすることができない問題ばかりです。
したがって、まずはこの5つの管理技術をなんとかマスターすることを心がけましょう。

では、この5つの管理技術をいかにして攻略するか、ですが、これも、そんなに困難なものではありません。
というのは、すでに日本技術士会の方で、いわゆる“青本”という、きちんとした教科書を用意てくれているからです。
この青本というのが『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系』(第2版)という、いわば総合技術監理のバイブルといってもいい本です。
5つの管理技術は、この青本をマスターするだけで十分なのです。
購入金額も廉価に抑えられており、総合技術監理部門の受験を志す人であれば、ぜひとも入手すべき一冊であることはまちがいありません。
この青本は、技術士会に行って購入することができます。
技術士制度における総合技術監理部門の技術体系
私の場合、技術士二次試験を合格してからというもの、
『次はいよいよ総合技術監理部門だな』
とずっと意識してきました。
したがって、実際に行動を開始したのは、やはり技術士二次試験のときと同じ、ちょうど筆記試験の一年前なのです。
私は入社5年目で上下水道部門の技術士に合格しました。しかし総合技術監理部門の受験資格は経験7年ですので、入社6、7年目は受験することができないために、仕事に没頭していたのです。
そして、受験を一年後に控えた入社7年目の夏、大阪に出張した折に、大阪四ツ橋筋にある日本技術士会の近畿支部にいって、青本を購入しました。
そのとき、技術士会の窓口の親切なおばさんから、
『九州の技術士会からガイダンス本もでてますよ』
という情報を聞いていたので、
“投資のコツは、思い切ることだ!”
という私の信念にもとづいて、値段も確認しないうちに早速九州の技術士会にメールを出して、黄本と呼ばれるその本を購入したのです。総合技術監理部門 受験対策テキスト 黄本
と、ここまではよかった。
しかし・・・。

この時点で技術士二次試験からすでに1年以上が経過していたにもかかわらず、そのときの学習が“努力のしすぎ”でしんどかった反動でしょうか、なかなか
“よし、やろう・・・!”
という気力が湧いてこないのです。

青本自体が分厚く、
『ちょっと重そうだな』
という第一印象だったということも、その理由のひとつだったのでしょうか。
また、当時は“総合技術監理部門に合格したところで、資格手当てが少しばかり上がるほかは何も変わらない”という認識にとどまっていたことも、正直なところ遠因としてあったのでしょう。
そうこうしているうち・・・。

その年も例年のごとく冬場にかけて猛烈に忙しくなり・・・。
気がつけばジングルベルに、鏡餅・・・、バレンタイン・・・、ひなまつり・・・。
結局、次に試験を意識しだしたのは、願書申し込みのとき、つまり、春になってしまっていたのです・・・。

“このままだと、一発神話が途切れてしまうなあ・・・”
と、漠然としたそんないやな予感を抱きながら願書をしたためているような状況だったのです。
でも、一方で、
“合格の仕組みさえ理解すれば、あとはできるだけ合格の確率を高めて行く努力をするだけだ・・・、そうか、まずは仕組みさえ理解すればなんとかなるだろう。どんな仕組みなんだろう・・・

という『戦略』もしたたかに描きはじめつつあったのです。

“工夫すれば、絶対になんとかなる”
これまでの体験を踏まえて直感的にそう確信していた私は、ともかく、なんにしても重い腰を上げて学習はじめることを決断しました。
そして、黄本をめくりながら、同時に4ヶ月で合格レベルに達する効率的な学習法も模索することにしました。

そして、思いついたのが、・・・音読、そしてヒアリングです。
私は、過去の技術士二次試験では、技術ノートを丸暗記した後、音読とヒアリングによって、その記憶の劣化を防いでいたのですが、そのときの音読の効果に少々驚いている部分がありましたので、これを暗記そのものにもつかえないか、と。

で、やってみることにしました。

まずは、その黄本が青本よりも薄かったので、それを音読。
何度も何度も、音読です。

何度も何度も・・・・。
それも、行き帰りの電車の中などで、口から声を発しない無音音読。
しかも回数を経るごとにだんだんスピードも加速させていきながら。

そして、音読した自分の声をマイクで録音して、それをウォークマンで毎朝毎夕、何度も何度もヒアリングしていると・・・・。

結局、私が行った青本対策は、これだけでした。
つまり、総合技術監理部門を一発で合格した私がおこなった青本攻略は、
音読、そしてヒアリング
たったこれだけだったのです・・・。

もちろん、試験は単に青本の知識が頭にインプットされていればいい、というものではありません。
それをいかに効果的に駆使するか、ということについては、また別の対策が必要となります。
しかし、少なくとも『青本対策』ということだけでいうと、この音読そしてヒアリングだけで、試験当日に十分な自信を持って試験に臨むことが出来たのです。

青本攻略は、この一言に尽きます。
繰り返します。
音読、そしてヒアリング

あなたが、その忙しい生活の中で学習効率を最大にするには、通勤や就寝前といったちょっとした時間にでもできる
ヒアリング、そしてインプットされた知識を頭の中で整理する音読
これがきわめて効果的なのです。

しかし、いきなり音読といっても、あの青本の膨大な情報量を目の当たりにすると、音読なんて途方も無い作業に思えてしまいますね。
たしかに、青本を片っ端から音読していこうとすると、数日を要して、しかも1回で嫌になってしまうでしょう。

ですから、そこで工夫です。
青本の内容が重たいから大変なのだ、と考えれば、内容をスリムアップさせてみたらいいのではないでしょうか。
ぜひ、工夫してみてください。

ちなみに、この講座では、この総監青本のヒアリングについての教材をご紹介しています。
この教材は、まず青本のエッセンスのみを抽出し、それについて音声で講義を行っているものです。
このCD-R教材をiPodなどに落として、電車の中などでボー・・っと聴いてみてください。
また、夜、子守唄代わりにボー・・っと聴いて見てください。
会社の昼休みなどに、耳にイヤホンを突っ込んで何度もボー・・っと聴いてみてください。
それを、一ヶ月ほど、続けてみてください。
次の1倍速のサンプルを試聴してみてください。
1倍速
※MP3で再生
何度も、何度も、ボー・・っと繰り返しヒアリングしてみてください。
じっくり聴きこむ必要はありません。
BGM代わりにボー・・っと聞き流すだけで十分です。
すると、そのうち、あなたに一つの化学変化が起こることになるのです。

すなわち、“飽きてくる”のです。
全編を聴こうとすると、4時間以上にもなりますから、そのうち、1倍速の再生スピードを非常に遅く、もどかしく感じることになるでしょう。
そう感じることができたら、しめたものです。

続いて、教材の中で用意している1.5倍速ファイル、2倍速ファイル、3倍速ファイルを順々に再生スピードが早いファイルをiPodに落として、何度も繰り返しヒアリングしてみてください。
1倍速 1倍速 1倍速
※MP3で再生
全編の学習に要する時間が、どんどん短くなっていくのです。
でも、ここでも、ボー・・っと、ということで十分です。
1.5倍速の場合、全編を再生するのに、およそ3時間程度しかかからないことになります。
2倍速の場合はおよそ2時間程度、3倍速までいくとなんと1時間半程度で、青本1冊分の学習を終えてしまうことになるのです

もう、
そうなると、好きな音楽なら音符を見なくても全てのメロディが脳裏に刻まれてしまうように、ボーっとしているだけでもあなたの頭脳には総合技術監理に関する必要な知識が自動的にスルスルスル・・・!っと格納されてしまうのです。

これであれば、これから青本を開こう、という人でも、スムーズに総合技術監理の知識に馴染むことができるでしょう。

ただし、合格の仕組み講座は、これでは終わりません。
格納しても、それをあなたの技術として発揮させることが出来なくてはなりません。

そこで、ヒアリングをマスターしたら、ぜひ
音読に励んでください。
青本のエッセンスのみを抽出したテキストを、ぜひあなた自身で音読してみてください。
これも、最初は1倍速からはじめましょう。
しかも、ボーっと・・・というのは、そのままで結構ですから。

そのうち、1.5倍速、2倍速とどんどんスピードを上げて、回数を稼いで行きましょう。
また、苦手なところだけをピックアップしたりして、なるべく効率化を図っていきましょう。
しかも、
いずれも空き時間を利用して。。。

教材をご購入されたお客様の生の声
青本攻略法について現在10回程度音声テキストを聞きました。
この程度聞けばおおよそ技術士であれば青本の内容は理解できると思います。
その中で不明な語句や内容はインターネット等で調べ理解を深めればかなり楽に青本を攻略できると考えます。
音声テキストや映像テキストは理解が早くでき忘れにくいため、音声配信のメルマガも有意義に活用しています。
今後、わたしが欲しい情報としては総監の「筆記試験の論文対策の勉強法」、「技術的体験論文の作り方」です。
これらの情報やテキスト(出来れば音声や映像)があればかなり重宝するとおもいます。
(H21.3 横浜市 K様)
耳から聞くというのはたいへん効果的だと感じています。
暇を見つけては音声を聞き,また青本についても毎日目を通すようにしています。
テキストは要点のみが書かれており,大変役に立っています。
教材だけでなくメルマガなどの音声配信も大変役になっています。音声というのは大変効果的と感じています。
(H21.3 東京都 O様)

総合技術監理部門

技術的体験論文攻略法



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教材をご購入されたお客様の生の声
私は2回目の挑戦で技術士の合格を果たすことができました。
その際、私自身も、自分で記述した過去問ならびに想定問題論文(80本程度)を全てICレコーダに吹き込み、スキマ時間を見つけては、サブノート(技術ノート)を見ながら聴いておりました。
音声学習の効果については自身でも十分に実感しておりますので、今回購入させて頂いた「聴く!総監青本攻略法」の効果について全く疑問は抱いておりません。
非常に画期的な教材であると思います。青本の徹底理解のために、十二分に活用させて頂きます。
ひとつ、気になった点ですが、倍速音声ファイル(1.5倍・2倍・3倍)については殆ど聞き取れません。話速変換アプリ等で処理したものにした方が良いのではと考えます。(私のICレコーダでは3倍速まで可変できますので、1倍速の音声ファイルだけで事足りています)
(H21.8 兵庫県 N様)



技術士合格の仕組み講座 総合技術監理ページテキスト3

前述のようにして青本の攻略法を探し当てた私は、同時に技術的体験論文の原稿の作成にも着手しました。
こちらの技術的体験論文は、比較的取り組みやすいと感じました。
というのは、基本的な合格の仕組みは、技術士二次試験のときとまったく一緒だからです。
ただ一つことなるのは、対象とする技術が、専門分野のそれではなく、5つの管理技術なだけだからです。

さあ、これでもう総合技術監理の攻略法は出来上がりました。

まず、青本攻略法によって青本の5つの管理技術を理解して、そして、その管理技術を、それとは知らずに適用した過去の業務実績を探して、あとは、技術士二次試験のときに構築した、合格の仕組みを踏まえた技術的体験論文を構築する。

これが、技術的体験論文の攻略法です。

ここで一つだけあなたに注意したいことがあります。
それは、過去問の模範解答を見ている中で、
『えー。これは解答になってないでしょ・・・』
という事例も結構ある、ということです。
私を含めてほとんどの人がそうだと思いますが、過去問をあたるときに、近代図書という出版社の『技術士第二次試験の解答例』(総合技術監理部門)とい技術士第二次試験の解答例 総合技術監理部門う参考書を入手しているとおもいます。
私も、ずいぶんこれにお世話になりました。
ただ、こと総合技術監理部門の過去問の模範解答については、どうも疑問符がつくものが多いような気がします。
どの点が、という具体的なことはここでは申しませんが、私が採点するなら、
『これじゃ合格点はあげられないな』
というような解答例が、当時は結構紹介されていました。
もっとも、そのような解答は新部門が創設されてから間もない時期のものに多く、そうであればある部分仕方ない面もあるといえます、もうここまで定着した総合技術監理部門を受験されるあなたが創設当時と同じような解答をしていては、合格はおぼつかないと考えざるを得ません。

このように、模範解答として示されているからといって、あなたなりに批判することを忘れてはいけません。
人の判断をむやみやたらに信用するのは失敗のもとです。
自分自身で判断するクセをつけておきましょう。
これは、上記の過去問に限った噺ではありません。。

あと、もう少し私が受験したときのお話をしておきましょう。
私が受験する前年の平成17年度は、単純に『体験を述べよ』という問題ではなく、その体験について過去問とは違った観点からの記述が求められる、いわゆるサプライズ問題でした。
問われているポイントはまったく変わらないのですが、事前の暗記という対策が通用しない出題方法となっていたのです。
それを見た私は、
『これは次もサプライズで来るはずだ。単純に試験を丸暗記しているだけじゃダメだ』
というインプットを予め自分に対して行いました。
つまり、どんな問題が出題されても、かならず的を得た解答を出せるようになっておこうと。

・・・そして、平成18年度の試験。
やはり予測は当たりました。
またまたサプライズ問題だったのです。
同じサプライズ問題でも、平成17年度の場合は、
“丸暗記が通用しなかった”
というだけなのですが、平成18年度は
『業務チェックリストを書きなさい』
などという、ちょっと考えないと何を解答したらいいのかさっぱりイメージがつかないような出題形式だったのです。

試験会場で、問題用紙が配られて
『それでは試験を開始してください』
という試験官の方の合図とともに、いっせいに全受験者が問題用紙に眼を通すのですが、会場の方々で
『エー・・・』とか、『なんだよ・・・』とか、『ちぇ・・・』とか、『ハア・・・・・・・』とか・・・。

しかし、そんなこともあるという前提で対策を入念に練っていた私は、まったく慌てることなく、逆に相対的な意味でのゆとりをむしろ少し保ちながら、まず最初の作業である題意の分析に入っていったのですが、それは当然といえば当然でした。

試験開始から1分ぐらいたってから、ようやく気を取り直したのでしょう、まわりの受験者たちはため息をつきながらもやおらカリカリ鉛筆を走らせ始めました。
カリカリ・・・カリカリ・・・。

でも、私はというと、問題用紙をひっくり返して・・・。

・・・詳しいノウハウは技術的体験論文の教材の中でお話しすることにいたしましょう。

ともかく、大事なことは、どんな問題が出ても、
“動じない”
ことです。
動じないためには、そもそもその試験で試験官が我々の何を見極めようとしているのかについて、予め把握しておく必要があります。
そして、そのための訓練をたくさん積んでおくのです。
すると、その訓練をしたという実績が、あなたに“自信”という最高の切り札を授けてくれるのです。
これさえあれば、怖いものは何もありません。



技術士合格の仕組み講座 総合技術監理ページテキスト3

総合技術監理部門の口頭試験ですが、技術的体験論文と同様に普通の技術部門と何ら変わることはありません。
問われる資質も普通の技術部門のときと同じです。
技術的体験として提出した論文の内容が本当に正しいものなのか、口頭試験の受け答えに自信をもってできているか、倫理観はあるか、技術士としてふさわしい存在か、ということを再度確認されるのです。

しかし、このうち、本当の意味で問われるのは、今後この人が技術者として立派に業界をリードしていってくれるか、ということでしょう。

そういった意味で、総合技術監理の口頭試験における一番のポイントをご紹介しましょう。
それは、ズバリ、
公益確保への情熱の有無です。

公益確保という言葉。
これがまだあまりしっくりこないという方は、ぜひこれから学んでいってください。
総合技術監理部門におけるキーワード中のキーワードです。
技術士として、というよりも、人間としての最底辺に横たわる、根源的な思想の部分です。
これが希薄な人、というのは、あまり人生を真剣に生きていない、魅力の乏しい人なのでしょう。
自分の技術力をもって社会に貢献したい、という意識。情熱。気魄。覚悟。。。
ここまで読んでいただいているあなたは、共感していただけるでしょうか。
もし共感いただけているのであれば、あなたが口頭試験に望む場合、ぜひ、折に触れてこのことを強調してください。

でも、口先だけでは、いけません。
本気で目指してください。

公益確保への情熱。
あなたのその情熱を、いろんな形で表現してください。
あなたは、口頭試験で試験官に、いかに自分が公益確保に情熱を感じているか、ということを伝え切る覚悟で臨んでください。
多少青臭い表現になっても、恥ずかしがる必要は全くありません。
極端な言い方をすると、試験官はあなたの技術力の高さを計っているのではありません。
あなたを合格させることがいいことか悪いことかを判断しているのです。


社会正義への清冽な思い。

これを強調されると、多少の問題には眼を瞑ってしまいたくなるのです。



技術士合格の仕組み講座 総合技術監理ページテキスト4

以上のように、総合技術監理部門は、結局のところ、本人の意思が勝負を分けることになります。
しかし、あなたはあなたの人生の中でこの総合技術監理部門の重要性を認識した上で、一発合格を果たすことを想定されているはずです。
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